K-SPEEDが販売するカスタムバイクとは?

ホンダが誇るロングセラーのスーパーカブは、世界中で販売されている。
その中でもタイを拠点とするK-SPEED社が最新のスーパーカブをカスタムし、100台限定という超プレミア感を付けて販売する。
このK-SPEEDはバイクのカスタムで人気のショップで、これまでにはバイクのカスタムを手掛けてきた他、オリジナルに開発したパーツの販売で数多くのファンを抱えている。

そんなK-SPEEDが自信をもって販売するのが、まるでスーパーヒーローのバットマンが乗っているバイクを彷彿させるような画期的なデザインのスーパーカブなのだ。
このバイクスーパーカブ110をベースとし、K-SPEEDがカッコよくカスタムしている点が特徴である。

カスタムされたスーパーカブについて

それでは、具体的にどんな点がカスタマイズされているのだろうか?
まず多くの人が最初に注目するのは、タイヤ部分のホイールだろう。
ホイールに大きく流線型のフェンダーを搭載し、タイヤ全体にレトロな雰囲気を醸し出している。
ディスクホイールのようなカバーを付け、通常のバイクとは大きく異なる外観に仕上がっている。

さらに全体のシルエットにかなりカーブ率の高い流線形をあえて採用することで、レトロな雰囲気を高め他者との圧倒的な差別化を図っている。
マフラーにはリバースコーンマフラーを使用したり、シートにもあえてクラシックな雰囲気を持つスタイルのものを採用することによって、スーパーカブとは思えないカスタマイズに成功しているのだ。

このスーパーカブは、ブラックとホワイトの2色がラインナップされている。
どちらもマットな仕上がりとなっており、レトロ感を高めている。
ブラックはジェットブラックのマットタイプで、すべてのパーツがブラックのため、統一感や完成度の高さを感じさせてくれる。

ホワイトもマットホワイトが使われているが、シートやタイヤなどは黒色が採用されている。
そのため、ブラックよりも若干カジュアルで柔らかい雰囲気がある。

都会的でカッコよく、細身のラインながらも圧倒的な存在感を主張するその姿は、タイだけでなく世界中でも爆発的なヒットとなることは間違いない。
しかし100台限定販売ということで、どのぐらいのプレミア感がつくのかが未知数なのだ。
この点に、K-SPEEDの戦略のうまさを感じさせられるだろう。

レトロな雰囲気が強すぎて次世代な雰囲気さえ感じさせてくれるK-SPEEDのカスタムスーパーカブは、日本に設置されている代理店K-SPEED Japanを介して日本のライダーへも届けてもらうことが可能である。
ただし現在はテスト中のため、具体的な日本市場への輸入時期及び販売価格に関してはまだ正式に決められているわけではない。